光の嵐に、巻き込まれる

なんだろうな。
この胸のもやもや。
今日もSIGUR ROSを見に渋谷AXへ。
昨日は、震えが止まらなくて、立ち尽くしながら、気を失った。
今日は二階席で、座りながら、ライブを堪能。
渋谷にいる事を、暫し、忘れさせてくれた、美しい夜。
ワインを飲んで、気を静める。
全ての美しさを吸収し、その美しさを、音に換えて、排出。
無くしたり、満ち足りたり、そんな儚い時間だった。
帰り道、目にした、桜吹雪は、
本当に綺麗で、
少し私を切ない想いにさせた。
桜の季節も、もう終わりかな。
少し、感傷的に。
いつか、アイスランドで、彼らのライブを見たいな。

多分ね、ヨンシーの喉の調子は、あんまり良くなかったと思うよ。
それでも、優しさと狂気を合わせ持った、圧倒的な存在感だった。
凄まじい程の光を放つ、存在感。
ドラムの音が、凄かったな。
心臓の鼓動と重なり、お腹の深い深い部分に響き渡る。
家でCD聴いても、味わう事のできない様々な感情を、体感。
ライブは生き物だ。
私は、これまでに沢山の素晴らしいライブへ足を運んできたけれど、
こんなにも、心が震えたライブは初めてだ。
嬉しくも、悲しくもないはずなのに涙が溢れる。
放心状態。
心地良いのか、心地悪いのか、分からない。
思考回路が、遮断される。
夜、家で一人、CD聴いてる時間も好きだけど、
ライブに行くと、生きてる実感があるね。
暫くは脳内BGMは、シガーロスに、なりそうかな。