2005-11-28 美少女との戯れ 16歳、女子高生。 透明少女と夜の街を歩く。 「まぁ、いいんだけど」 何度となく、この言葉を自分の胸に言い聞かせる。 透明少女は、やはり定刻通りに現れない。 几帳面な兄とは、まるで性格が違うのだ。 始まった。 「まぁ、いいんだけど」 末っ子の彼女は甘えるのがとても上手い。 そうやって自分の世界に、相手を取り込んでしまうのだ。 「まぁ、いいんだけど」 まさか、アナログフィッシュを好きになるとはね。 想定外の出来事だ。