六感を使って楽しむ精神の旅

転ぶ。下北からチャリで帰還。
やっと、五月女ケイ子の本を返してもらった。
何年、貸していたんだろうか。
返してって言わない私も、どうかと思うけど。
昨日のお酒が残ったまま、一日を図書館で過ごす。
程よい疲労感のまま、
今日は、池波正太郎の世界に浸かる。
池波先生の書いた文章を読んでいると、
いつもお腹が鳴る。
食の世界に誘われる。
蕎麦が食べたい。
たまには、着物でも着ようかな。
図書館は、とても落ち着く場所。
司書になりたいと、思っていた時期もあった。
ここにいると、あっという間に時間が経ってしまう。
空間移動を。
新しい世界に入り込む。
「読書」という名前の楽しい、終わりなき旅。
それが、終わってしまう時が来るのなら、
世の中は、本当に退屈になってしまう。
なかなか行動には移せないので、
せめて脳内では、常に旅人気分を味あう。
逃避行です。
旅人と言えば、
フルカワミキが、
「旅人君とナカコーの三人で家で音楽を奏でていた」
と書いてて、その音に私は、興味津々です。
まぁ、その音が私達に届く機会は、なさそうだけど。
フルカワミキのHPで鳴っているあの音は、
ナカコーが創った音だと思います。
そんな気が。
ナカコープロジェクト、IllのHPも、
いつの間にか、出来ていて、こちらも、とても楽しみです。
新木場での最後のライブに、行かなかったからこそ、
今でも懐かしさを、全く感じずに、
スーパーカーを聴き続けているのだと思います。
フジロックで見かけた、素敵な影。
夕暮れ時、御飯を食べていた二人の姿が、未だに脳裏を離れません。
その姿に、私は心のシャッターを押したのでした。
フルカワミキの唄声を、早く耳にしたいなぁ。
前々から、これを見たいと言っていた友人の元へ、
くるり下北沢シェルターのライブ映像を届ける。
六、七年前位のかな。
ここに映っている、くるりのメンバーは、
今の私より、年下。
変な感じ。
妙な気分。
友人と、一緒に私もそれを見ていたら、
またしても、
私について、何処かの誰かと同じ事を言われる。
彼氏にも言われた事があるので、
私は、よっぽど、無意識のうち、そうなっているのだろう。
気分が悪い。
明日も下北に行く。
二人の弾き語りよりも、バンドとして、ART-SCHOOLが聴きたい気分だな。