町屋の素晴らしさ

泊まったゲストハウスが、とっても良かった。
何ひとつ不満のない宿です。
町屋に住みたいよ。
家の木々が、石が、畳が、呼吸をして、生きている。
それを肌で感じた。
ああいう家なら、掃除もしがいがあるだろうし、
ああいう台所なら、料理するのも楽しそう。
共に暮らし、共に生きていく家。
素敵だな。魅力的だな。
昔、付き合っていた人から「京ことば」という本を貰った事があって、
(私があまりにも何度となく、彼の言葉使いを羨ましがったので、
そんな私をみかねて彼が買ってくれたのだ。)
今回、京都に来るにあたり、それを読み返してみたのだけど、
読んでて何か、あったかい気持ちになった。
方言というものがない街で、生まれ育った私には、
標準語でない言葉達は魅力的なんです。
何かあったかいんだよな。
いいな、京都。
自分もこの街に生まれたかったな。