流されるあたし

一体何処へ?
行きたい所は、いっぱいで。
欲張り過ぎだから、駄目なんだ。
誰にも会いたくない、
一人で居るのは、もっといや。
何か、考えるの面倒臭くて。
やっぱり、辛いな。
結構、落ち着いたけど、
どうして、いいか、わからない事ばっかりだ。
冷静に、考えられない。
答えがみつからないまま、
誰かの言いなりになるのも、悪くないと思う。
的確なアドバイスだと思うよ、あれは。
そうしないのは、安定がいやなのかな。
もう、好きという次元を超えてるんだ。
好きって、気持ちではない。きっと。
あたしが、あの人で、あの人が、あたし。
全てを受け入れてくれるよ、あの人は。絶対。
ずっと、待っていてくれてる人と、
あの田舎で暮らせば、あたしは、幸せなのかな。
自給自足。一生、二人きりの生活。
誰とも、関わらず二人だけで、生きてく。
今のあたしには、そんな生活、退屈な気がする。
望めば、何処でもいいよ。
なんで、そんな事を言う?
どういう気持ちで、今もいる??
望んだら、何でもしてくれるのは、わかってる。
もう、十分過ぎる程、わかってる。
でも、
頭も良くて、
手先も器用で、
何だって、一人でこなしてしまう彼に、
あたしが必要かって事。
必要ないでしよ。
そんな事、言ったら、きっと優しく微笑んでくれる。
あたしも、だいたい、わかってる。
帰る場所は、あの腕の中。
そうなのかもしれないな。


取り合えず、色々、我慢する事に決めた。
感情を、切りながら、生きていく。
そう、決めた。
何も感じないように、生きていこう。